システム要件
最小仕様
ネットワークに参加するための費用を抑えるため、rippled
サーバーは一般製品のハードウェア上で快適に実行できる必要があります。Rippleでは、現時点で以下の最小要件を推奨します。
- オペレーティングシステム:
- 本番環境: CentOSまたはRedHat Enterprise Linux(最新リリース)、Ubuntu(16.04以降)、Debian(9.x)をサポート
- 開発環境: Mac OS X、Windows(64ビット)、またはほとんどのLinuxディストリビューション
- CPU: 64ビット x86_64、2つ以上のコア
- ディスク: データベースパーティション用に最低50GB。SSDを強く推奨(最低でも1000IOPS、それよりも多いことが望ましい)
- RAM: 8GB以上
作業負荷によっては、Amazon EC2のm3.large
VMサイズが適切な場合があります。高速のネットワーク接続が望ましいです。サーバーのクライアント処理負荷が増加すると、必要なリソースも増加します。
推奨される仕様
企業の本番環境で最良のパフォーマンスを実現するため、Rippleでは、以下の仕様のベアメタルでrippled
を実行することを推奨しています。
- オペレーティングシステム: Ubuntu 16.04以上
- CPU: Intel Xeon 3以上、GHzプロセッサー、4コア、ハイパースレッディング有効
- ディスク: SSD(7000回以上の書き込み/秒、10,000回以上の読み取り/秒)
- RAM:
- テスト用: 8GB以上
- 本番環境用: 32GB
- ネットワーク: ホスト上にギガビットネットワークインターフェイスを備える企業データセンターネットワーク
システム時刻
rippled
サーバーは、正確な時刻が維持されていることを前提としています。ntpd
やchrony
などのデーモンで、ネットワークタイムプロトコル(NTP)を使用してシステムの時刻を同期することを推奨します。
関連項目
- コンセプト:
- チュートリアル:
- 容量の計画 - 本番環境向けの推奨仕様および計画についての詳細情報
rippled
のインストール- rippledのトラブルシューティング
- リファレンス: