特定のピアへの手動接続
サーバーをXRP Ledgerネットワーク内の特定のピアに手動で接続するには、次の手順を実行します。
ヒント: サーバーが起動時にこのサーバーに自動的に接続して、以降も接続を維持するようにするには、そのピアに対してピアリザベーションを設定することができます。
前提条件
- 接続先のピアのIPアドレスを把握しておく必要があります。
- 接続先のピアがXRP Ledgerピアプロトコルに使用するポートを把握しておく必要があります。デフォルトでは、ポート51235です。
- サーバーからピアへのネットワーク接続を用意する必要があります。例えば、ピアサーバーはファイアウォールを通じて適切なポートを転送する必要があります。
- ピアサーバーに使用可能なピアスロットがある必要があります。ピアがすでにピアの最大数に達している場合、ピアサーバーのオペレーターに依頼して、サーバーのピアリザベーションを追加してもらいます。
手順
接続するには、connectメソッドを使用します。例:
{
"command": "connect",
"ip": "169.54.2.151",
"port": 51235
}
{
"method": "connect",
"params": [
{
"ip": "169.54.2.151",
"port": 51235
}
]
}
rippled connect 169.54.2.151 51235
関連項目
- コンセプト:
- ピアプロトコル
rippled
サーバー- チュートリアル:
- 容量の計画
rippled
サーバーのトラブルシューティング- リファレンス:
- connectメソッド
- peersメソッド
- printメソッド
- server_infoメソッド