base58エンコード

rippled APIでは、チェックサムを含むbase58エンコード(「Base58Check」とも呼ばれます)を使用してアカウントアドレスや暗号鍵に関連するその他のタイプの値が表現されることがよくあります。このエンコードは、Bitcoinのアドレスに使用されているエンコード と同じですが、XRP Ledgerでは以下のディクショナリが使用される点が異なります。rpshnaf39wBUDNEGHJKLM4PQRST7VWXYZ2bcdeCg65jkm8oFqi1tuvAxyz

XRP Ledgerにより、さまざまなタイプの値をエンコードする前に、データタイプを区別する固有の8ビット数値が値の前に付加されます。XRP Ledgerのbase58ディクショナリの文字配列と組み合わされた、さまざまなタイプのエンコード値のbase58表現は、タイプごとに固有の文字で始まります。

以下の表に、XRP Ledgerで使用されるすべてのエンコードを示します。

データタイプ 開始文字 タイププレフィクス コンテンツのサイズ¹ 最大文字数
アカウントアドレス r 0x00 20バイト 35
アカウントの公開鍵 a 0x23 33バイト 53
シード値(シークレットキー) s 0x21 16バイト 29
検証公開鍵またはノード公開鍵 n 0x1C 33バイト 53

¹ コンテンツのサイズでは1バイトのタイププレフィクスは除外されます。

関連項目