レジャーのデータ型
XRP Ledgerに各レジャーバージョンは3つの要素で構成されています:
- レジャーヘッダー: このレジャーに関してメタデータです。
- トランザクションセット: このレジャーの作成時に、直前のレジャーに適用されたトランザクション。
- 状態データ: このバージョンのレジャーの設定、残高、オブジェクトを含むすべてのレジャーオブジェクト。
状態データ
各[]レジャー](ledgers.html)の状態ツリーはレジャーオブジェクトのセットで構成されており、それらが総合して共有レジャーのすべての設定、残高、関係を表します。
rippledサーバーが互いに通信するために使用するピアプロトコルでは、レジャーオブジェクトは生バイナリーフォーマットで表されます。rippled APIでは、レジャーオブジェクトはJSONオブジェクトとして表されます。
- AccountRoot
あるアカウントの設定、XRP残高、その他のメタデータです。
- Amendments
有効化されているAmendmentと保留中のAmendmentのステータスを持つシングルトンオブジェクトです。
- Check
送信先が清算して資金にできるCheckです。
- DepositPreauth
承認を必要とするアカウントへの送金ペイメントの事前承認の記録です。
- DirectoryNode
他のオブジェクトへのリンクを含みます。
- Escrow
条件付き決済のために保有されているXRPを含みます。
- FeeSettings
コンセンサスで承認された基本トランザクションコストと必要準備金があるシングルトンオブジェクトです。
- LedgerHashes
履歴検索用に以前のレジャーバージョンのハッシュをリスト表示します。
- NegativeUNL
List of validators currently believed to be offline.
- Offer
通貨取引を行うためのオーダーです。
- PayChannel
非同期XRP支払い用のチャネルです。
- RippleState
2つのアカウントをリンクし、それらのアカウント間の特定の通貨の残高を追跡します。トラストラインのコンセプトは、このオブジェクトタイプを抽象化することです。
- SignerList
マルチ署名トランザクションのアドレスのリストです。
- Ticket
A Ticket tracks an account sequence number that has been set aside for future use.